1.いつ頃からジュエリーに興味をもつようになりましたか?
一番最初のジュエリーは20歳のときに母から「ちゃんとした場所につけていきなさい」ともらった白くて丸いパールでした。
普段つけることはなく、友達の結婚式や記念日とかしかつかっていなかったので、わくわくではなく、おごそかな気持ちで着けていました。
本物が好きなので、ジュエリーに限らず、しっかりした価値があるものを選びたいと思っています。
そろそろ、ちゃんとしたものが欲しいと思う年齢になり、ちゃんとした人が目利きした確かなものを探していたタイミングでした。
それなりに収入があって、食べたり、旅したりもしたけれど、価値があるものに、お金使いたいなと思っていて。
洋服は、流行が移り変わって変わるものなので、洋服には馬鹿みたいにお金使いたくない。
でも、何年も使い続けることができるジュエリーは、しかるべきひとが目利きしたものが欲しいなと。
アクセサリーとジュエリーの違いって、偽物か本物の違い、ちゃんとした人が目利きしたものかどうかだと思うので、数万円はあっても10万超えるものは目利きから買いたいと考えていました。
2.バロックパールを見る前は、真珠にどんなイメージをお持ちでしたか?
それなりのところにいくときに、しっかりしたパールがあるとないとでは違う。ちゃんとしたところに行くときに、守り神、心強い、どこにいっても恥ずかしくない、というイメージはありました。
3.実際に見たときの印象はどうでしたか?
真珠といっても、色や形がたくさんあって、驚きました。
中でも、少し紫がかった珍しい1本があって、とても似合うし、これならいろいろな場面で使えそうだと思いました。
また、世の中にあるパールは着色していると色が褪せることがあるのに対し、この真珠なら、何十年も使えそうなものも魅力的でした。
ただ、30代の月給をうわまわる額面にどきどきして、小娘が買ってもいいのか、キャッスフローを圧迫するのではないか、自分にとって本当にそれだけの金額を払う価値があるのか、一晩ものすごく悩みました。
左脳で考えたときには、他にも同じ金額を使う選択肢はいろいろあって、使い方にひろがりがある中で、高いジュエリーをつけていく必要がある場に出る機会もない中で、お金かけていいかこわいとも思いましたが、一方で、ずっと変わらない価値があるとも言えます。
それに、どれくらい自分の気持ちをあげてくれるかを考えれば、投資に見合う効果があると思って、思い切って買うことにしました。
実際、次第に仕事の幅が広がり、いわゆる一流と呼ばれる人をあう機会がふえて、それなりの人にあうときにも、ここ一番!の時にも、かなり頻繁に使っています。
価値の高いものちゃんとしたものをつけているというだけでも気分があがるし、自信がもてるので、あの時、買って本当によかったと思っています。
4.普段どんなふうに使っていただいていますか?
「セックス・アンド・ザ・シティ」で、普段の生活でパールをどんどんつけているのをみて、あんな風に使いたいと思っています。
ジュエリーを買うようになって、柄物の服を買わなくなりました。
シンプルなシャツ、ラインとテキスチャーがいいものには、ジュエリーを合わせるほうが映えます。